
実写映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』では、最後の方で弟の縁が、巴に会いにやって来ます。
翌日、巴は闇乃武の首領・辰巳に会いに行きました。
「何のために、辰巳に会いに行ったの?」と思った人もいるのではないでしょうか?
この記事では、
雪代巴は、なぜ闇乃武・辰巳に会いに行ったのか
について、解説します。
雪代巴はなぜ闇乃武・辰巳に会いに結界の森へ行った?
【#るろ剣本日完結でござる】
— 映画『るろうに剣心 最終章』公式アカウント (@ruroken_movie) June 4, 2021
巴の役作りについて #有村架純 さんに伺うと…
「準備段階からプロの皆様が練りに練って考えてくださって…そして、監督やプロデューサーの言葉、原作の情報を咀嚼して臨みました。1番大きかったのは健さん演じた剣心がそばにいたことですね。」#るろうに剣心最終章 pic.twitter.com/qFTh6Pna1P
池田屋事件と禁門の変が起きた後、長州藩は朝敵とされました。
剣心と雪代巴と薬売りの夫婦となって、身を潜めていましたね。
そして12月30日の晦日に、弟の縁が巴に会いに来ます。
縁は、
- 巴が京に出た後、縁もすぐ後を追った
- 江戸の父親には会っていない
- 巴の居場所が分かったのは、闇乃武の連絡係だから
だと言いました。
巴は、翌朝早く、結界の森の辰巳に会いに行きました。
なぜかというと
- 縁をまきこみたくないから
- 闇乃武の辰巳にウソの報告をして、剣心を守ろうとしたから
です。
もともと、巴は剣心に復讐するために近づきました。
同じく幕府から抜刀斎討伐を命じられていた闇乃武と、手を組んだのです。
辰巳は、巴に剣心の懐に入り込んで、弱みを握るよう命じていました。
しかし、剣心の人柄を知るうちに惹かれてしまった巴は、復讐する意思がなくなってしまいます。
穏やかに二人で暮らしているところへ、縁が
- 抜刀斎に天誅を下すつもり
- 闇乃武の連絡係になっている
ことが分かったため、巴は「何とかしなければ」と思ったのです。
そこで日記に
「あの人は、これから先も人を斬る。けれどさらに先、斬った数より大勢の人を必ず守る。ここで決して死なせてはならない。私が必ず命に代えても守る」
と書き記します。
巴は、決死の覚悟で辰巳に会いに行きます。
剣心について、嘘の弱みを報告しに行ったのです。
しかし辰巳の方が上手で、巴を剣心の弱みとして利用。
「ありもしない弱みに期待するより、作ってしまった方が無難」と言っていましたね。
さらには、死んだいいなずけの清里明良の話を持ち出して、巴に釘を刺します。
巴からすれば、剣心を助けたい、けれど清里明良にも面目ない思いだったでしょうね。
「命に代えてでも」と覚悟して家を出てきた巴は、辰巳の前に立ちはだかって、剣心を守りました。
巴がなぜ剣心に十字傷をつけたのかは、別の記事に詳しくまとめましたので、ご参照ください。
大人気『るろうに剣心』の
・実写映画シリーズ
・TVアニメシリーズ
・原作漫画
は、全部まとめてU-NEXTでどうぞ!
『最終章The Beginning』のベースの『るろうに剣心 追憶編』も配信中です!
登録して31日間は無料体験できます。
※本ページの情報は21年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
【るろうに剣心】解説・考察記事一覧
【るろうに剣心】1作目
【OVA星霜編】
【まとめ】巴はなぜ闇乃武・辰巳に会いに結界の森へ行った?
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』では、雪代巴が闇乃武の辰巳に会いに行くシーンがあります。
- 巴は、「縁を巻き込まないため」「剣心の嘘の弱みを報告するため」に辰巳に会いに行った
- 辰巳は、初めから巴を剣心の弱みにするべく利用した
- 自分の命に代えても剣心を守る覚悟だった巴は、辰巳の前に立ちはだかって、斬られた