NHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』

NHKの朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の大阪編で重要な役柄の大月錠一郎

NHK公式サイトでは、2代目ヒロインるいの「運命を動かしていく」人物と紹介されています。

「錠一郎に実在のモデルはいるの?」と思った人も多いでしょう。

ドラマを観ていて、「大月錠一郎のモデルは、オダギリジョーさん自身なのでは?」と思いました。

この記事では、

  • 大月錠一郎のモデルは、オダギリジョー?
  • 大月錠一郎とオダギリジョーの共通点は?
  • 大月錠一郎の病気は、音楽担当の金子隆博さんがモデル?

について、考察をまとめています。

【カムカムエヴリバディ考察】大月錠一郎のモデルはオダギリジョー自身?

https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1477853481096691720

【考察理由1】大月錠一郎はオダギリジョーの当て書き

『カムカムエヴリバディ』の大阪編に登場する大月錠一郎には、実在するモデルはいるのでしょうか?

ブログ主は、オダギリジョーさん本人がモデルになっていると考えています。

『カムカムエヴリバディ』の脚本家は、藤本有紀さん。

オダギリジョーさんが、大月錠一郎にキャスティングされたのは、藤本有紀が猛プッシュしたからでした。

朝ドラは、割とオーディションで配役を決めます。

しかし、オダギリジョーさんはオーディションを受けていないのです。

この裏話を聞いた時、「大月錠一郎は、当て書きってことかな?」と思いました。

当て書きとは、あらかじめ「この人がこの役をする」と決めた上で、脚本を書くことです。

110日の「シネマトゥディ」のインタビュー記事で、やはり当て書きだったことが分かりました。

脚本家の藤本さんが自分をイメージして書いてくれた役だと聞くと、

役者冥利(やくしゃみょうり)に尽きる光栄なことだとうれしかったし、

求めてくれた以上のものをお返ししたいという気持ちに傾いていきました。

引用:「シネマトゥディ」1月10日記事

脚本家がオダギリジョーさんをイメージして書いた役です。

大月錠一郎のモデルはオダギリジョーだと考えていいのではないでしょうか。

【考察理由2】大月錠一郎とオダギリジョーの共通点は6つ

https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1481042239690264576

大月錠一郎とオダギリジョーさんには、共通点があるように思います。

2人のジョーの共通点
  1. 孤独な子供時代
  2. 音楽が好き
  3. 夜型人間
  4. 進駐軍クラブ
  5. 名前
  6. 出身地

それぞれ解説します。

【共通点1】孤独な子供時代

大月錠一郎は、戦災孤児です。

幼い頃、喫茶店ディッパーマウス・ブルースに入り浸っていました。

初めは窓の外からのぞいていましたが、最後はバンドメンバーと同じテーブルに座ってましたね。

進駐軍クラブハウスでのステージ脇で、楽しそうにコーラ瓶をトランペットに見立てて吹く真似をしていました。

戦災孤児なので、とても苦労したでしょうし、孤独だったでしょう。

オダギリジョーさんも、少年時代は孤独だったとインタビューなどで語っています。

幼い頃に両親が離婚して、母に引き取られたそうです。

父親の顔は覚えていないと言っています。

以前、『情熱大陸』に出演した時は、

「母親は用事がある時に、映画館に僕を置き去りにしてたんですよ」

と語っていました。

また、2006年には『オーラの泉』という番組に出演しています。

江原啓之は、オダギリジョーさんの子供時代を「とても寂しい景色が見える」と霊視していたのが印象的でした。

薄暗い夕方の部屋に、ひとりポツンといるような映像が見えていたようです。

「あなた、子供の時に孤独な思いをしてたでしょう?」と江原さんが言っていました。

寂しさ、孤独感がトラウマになっているとも言っていたのです。

さらには、その孤独感が呼び水になって、アメリカ留学時代から憑依されてましたね。

江原さんが除霊してましたが、結構いろいろ衝撃的だったので、よく覚えています。

脚本の藤本さんが、大月錠一郎を孤独な戦災孤児にしたのは、

  • 時代柄
  • オダギリジョーさんの子供時代

を考えてのことだったのでは。

オダギリジョーさんも、大月錠一郎の気持ちがよく理解できるでしょうね。

【共通点2】音楽が好き

大月錠一郎は、トランぺッターの役です。

オダギリジョーさんは、若い頃からバンドを組んで、自身もギター演奏しています。

2006には、CDも出してますね。

『この世の外へ クラブ進駐軍』という映画では、ドラムも演奏しています。

『カムカム』の岡山編は、大正~昭和30年代です。

当時の進駐軍でよく演奏されていたのは、やはりジャズだったのでしょう。

もう少し後なら、エルビス・プレスリーなども流行したかなあという気はします。

そうしたら、ギターのままでもいけたでしょうね。

まあ、『カムカム』はルイ・アームストロングの「On the sunny side of the street」ありきなところがあります。

エルビス・プレスリーだと、るいではなく「える」になってしまって、日本人の名前としては違和感ありますね。

【共通点3】夜型人間

大月錠一郎は、ジャズ喫茶の3階に住むトランぺッターです。

大月錠一郎は、一応昼間は起きていて、トランペットの練習などしているようです。

ジャズ喫茶の営業は、基本的に夜なので、夜遅くまで起きてそうですよね。

また、オダギリジョー本人も夜型人間です。

正直なことを言うと、“朝ドラ”はあまり見たことがなかったんですよ。

自分との距離が遠いものだったので、お引き受けするかどうかすごく悩みました。(中略)

僕は夜中の作品のほうがしっくり来るタイプだし(笑)、

今までもインディーズや小さな作品に重きを置いて活動して来たので、

“朝ドラ”は自分らしくないかなとだいぶ悩みました。

引用:「シネマトゥディ」1月10日記事

確かに、朝ドラだとさわやかで健康な朝型人間というイメージはありますよね。

でも、オダギリジョーさんがジャズマンを演じるのは、違和感がありません。

【共通点4】進駐軍クラブ

大月錠一郎の一番古い記憶は、進駐軍クラブでした。

オダギリジョーさんは、2004年に映画『この世の外へ クラブ進駐軍』という映画でドラマー役をやっています。

『カムカム』では、進駐軍クラブで聴く側

『この世の外へ』では、進駐軍クラブで演奏する側

ちなみに、『この世の外へ』でトランぺッターだったMITCHさんは、『カムカム』では

  • オダギリジョーさんの指導スタッフ
  • 進駐軍クラブでトランペットを演奏

しているのです。

大月錠一郎とオダギリジョーさんは、実は「進駐軍クラブつながり」だったのです。

【共通点5】名前

大月錠一郎のあだ名が「ジョー」なのは、脚本の藤本さんがオダギリジョーさんを当て書きしたからでしょう。

名前そのものがモデルになってると言えますよね。

【共通点6】岡山出身

大月錠一郎もオダギリジョーさんも、岡山出身です。

当て書きなので、藤本有紀さんが岡山を舞台にしたのではないでしょうか。

名前、出身地、孤独な子供時代と、出自に共通点が多いことが分かりますよね。

【結論】大月錠一郎のモデルはオダギリジョー

以上、2つの理由と6つの共通点から、大月錠一郎のモデルはオダギリジョーさん本だと思います。

やはり、脚本の藤本さんが当て書きしているというのは、大きいですよね。

イメージがほとんどそのまま重なっているわけです。

オダギリジョーさんも、感情移入しやすいのではないでしょうか。

演技してるように見えないくらい自然ですよね。

【1/24追記】

12・13週のドラマを観て、「ジョーの病気については、金子隆弘さんがモデルかも?」と思いました。

次の章で解説します。

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【カムカムエヴリバディ考察】ジョーの病気は金子隆博がモデル?

1月24日追記です。

12週で、ジョーは突然トランペットを吹けなくなりました。

わたしは、おそらく局所性ジストニアではないかと推測しています。

ジストニアは、音楽家に多い神経疾患です。

例えば「トランペットを吹こうとすると、舌が動かない」となるんですね。

けれど、トランペットを吹く時以外は、舌が動くのです。

そういう「ある特定の時だけ、体の器官が思うように動かなくなる」病気です。

そして、『カムカムエヴリバディ』で音楽担当の金子隆博さんも、ジストニアなのです。

金子隆弘さんは、米米CLUBのサックス奏者ですね。

「職業性ジストニア」とは一定の作業姿勢をとると、けいれんや硬直、震えの症状が出る疾患で、

金子の場合も日常生活には支障はないものの、

ステージでサックスを吹くときだけ原因不明の震え、しびれが生じるという。

引用:ORICON NEWS 2012年4月4日

金子隆博さんは、2012年にジストニアであることを公表し、休業されました。

10年前なので、結構前ですね。

『カムカムエヴリバディ』の登場人物の大月錠一郎と、音楽担当の金子隆博さんが、同じ病気なのは偶然とは思えません。

錠一郎の病気については、金子隆博さんがモデルになっているのではないでしょうか。

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【カムカムエヴリバディ】考察・解説記事の一覧

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【カムカムエヴリバディ】大月錠一郎のモデル考察まとめ

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の大阪編では、オダギリジョーさんが演じる大月錠一郎が登場します。

  • 大月錠一郎のモデルは、オダギリジョーさんがモデルと思われる
  • 1つ目の理由は、脚本家がオダギリジョーさんの当て書きしてること
  • 2つ目の理由は、大月錠一郎とオダギリジョーさんに6つの共通点があること
  • 錠一郎の病気は、音楽担当の金子隆博さんをモデルにしていると思われる
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