NHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』

NHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では、錠一郎が入水自殺を図るというショッキングな出来事が起こります。

朝からかなり刺激が強かったですね。

この記事では、

  • るいは、なぜジョーが海にいると分かった?
  • るいとジョーの感動のセリフを振り返り!
  • ジョーの自殺未遂のトリガーは、るいだった
  • ジョーは、トランペットを辞める?

について、解説と考察をまとめています。

【カムカムエヴリバディ】るいはなぜジョーが海にいると分かった?

https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1485754043037360135

るいが錠一郎の居場所が分かった理由は?

125日の放送回では、ジョーが行方不明になります。

るいがジョーが仮住まいしている旅館に行くと、トミーがいました。

トミーと一緒に病院に行く予定だったんですね。

ジョーが入水自殺しようとしたのは、トランペットが吹けなくなったことを悲観したからでした。

るいとトミーは、以前4人でドライブした淡路島へ向かいます。

何とか間に合って、るいはジョーの自殺未遂を止めることができました。

るいは、なぜジョーが海にいると分かったのでしょうか?

るいは、ラジオで気づきましたね!

ストーリー展開を確認しましょう。

  • るいは、クリーニング店でラジオを聴いていた
  • ラジオで「On the sunny side of the street」が流れた
  • るいは、夏の海を思い出した
  • るいは、たまらない気持ちになって、ジョーに会いに行った
  • ジョーは不在で、トミーが途方に暮れていた
  • ジョーの部屋でもラジオの同じ番組が流れていた
  • ジョーも「ひなたの道」を聞き、淡路島の海を思い出したのでは?と気づいた
  • るいとトミーがカルマンギアで駆けつけた
  • るいが、ジョーの入水自殺を止めた

という流れでしたね。

ジョーの部屋でも、ラジオの同じ番組が流れていました。

るいは、ジョーも「サニーサイド」の歌を聴いていたことに気づきます。

そして、二人で「ひなたの道」について語り合った淡路島の海を、ジョーも思い出したに違いないと思ったのでしょう。

相手が行方不明になった時に、「あの人は、あの場所へ行ったに違いない」と分かるのは、すごく愛を感じますね。

相手をよく知っていて、理解している証ではないでしょうか。

海でのジョーとるいのセリフの振り返り!

入水自殺しようとした錠一郎と、止めたるいの会話を振り返ってみましょう。

カルマンギアで海に駆けつけたるいは、ジョーに駆け寄って抱き着きます。

ジョーは、こう言っていました。

「歩いても歩いても暗闇しかないんだ

どこに向かって歩いていいのか分からへん

サニーサイドが見えへん」

るいは、ジョーに優しく言っていました。

「怖がらんでいい。私が守る。

あなたと二人で、ひなたの道を歩いて行きたい」

るいがジョーを抱きしめると、ジョーは膝から崩れ落ちました。

苦しみが消えたわけではないけれど、独りではないと思えて、少し安心したんでしょうね。

ジョーは、るいの幸せを守りたいと思っていました。

だから、るいを避けていましたが、本当はジョーはるいに側にいて支えてほしかったんですよね。

けれど、昭和の男ですから、「俺が守らなきゃ」という気持だったのでしょう。

るいが「私が守る」と言ってくれたので、「るいまでも失わなくていい」と分かって、ジョーはほっとしたでしょうね。

それにしても「ジョーさんを諦めない。一緒に幸せになることを諦めない」

と決意してからのるいは、本当に強くなりました!

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【カムカムエヴリバディ】ジョーの自殺未遂のトリガーはるい?

https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1485753033648713733

ジョーが自殺しようとした理由は、誰にでも理解できますよね。

では、ジョーは、なぜあのタイミングで自殺を思い立ったのでしょう?

ジョーは、「自分の居場所がない」と感じたのがきっかけとなったようです。

ジョーは、るいから離れようとしていました。

それは、るいを自分の不幸に巻き込みたくなかったからです。

しかし、るいは「ジョーさんを諦めない」と支える決心をしました。

そのため、毎日ジョーの仮住まいの旅館に行くように。

ジョーはとうとう「じゃあ僕が出ていく」と言いました。

ジョーからすると、るいに追い詰められた格好になったのですね。

もっと正確に言うと、「るいを守りたい。るいに幸せにいてほしい」というジョー自身の想いに、追い詰められたのだと思います。

二人とも、思いやりの気持ちからの行動です。

けれど気持ちがすれ違うと、思いがけずお互いを追い詰め合ってしまうんですね。

ジョーも素直に「つらい。側にいてほしい」と言えれば良かったのでしょう。

けれど、昭和の男には言えなかったのでしょうね。

最後は、るいとトランペットを感じながら死のうとして、まだ夢があって幸せだった思い出の海を、無意識に選んだのかもしれませんね。

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【カムカムエヴリバディ】ジョーはトランペットを辞める?

https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1485753536835112960

病気になったジョーは、トランペットを辞めてしまうのでしょうか?

思うに、錠一郎の病気は、局所性ジストニア(イップス)ではないかと思います。

難病の神経疾患で、音楽家やスポーツマンが多く発症する病気です。

例えば、トランぺッターの場合は「トランペットを吹こうとする時だけ、舌や指が動かない」ということが起きるのです。

ジストニアを発症すると、医者は「もう一生、以前のように吹くことはできません」と告知する場合が多いようです。

ジョーの場合は、病院を回ってはいるものの「原因不明」とされているようです。

なので、「一生吹けない」宣告は受けていないでしょう。

しかし、ジョーからすると「原因が分からない=治る見込みがない」ということ。

「暗闇しか見えないんだ」という気持ちになりますよね。

ジストニアになっても、音楽を続ける人は実際にいます。

ジストニアの音楽家
  • ピアニストの西川悟平さん⇒7本指のピアニストとして活躍
  • 米米CLUBのサキソフォン・金子隆博さん⇒作曲家・音楽プロヂューサー

米米CLUBの金子隆博さんは、『カムカムエヴリバディ』の音楽を担当してますね!

ピアノを諦めずに、自分のやり方で音楽の道を切り開いた西川悟平さんのやり方もあります。

また、金子隆博さんのように音楽業界の中で、活動する場所を変えるというやり方もあります。

けれど「トランペットしかない」と思っていたジョーは、人生をまるごと失った気持ちでしょう。

喪失感から立ち直るには、まだ時間がかかりそうです。

ちなみに、14週にはひなたが生まれて、すぐ10歳になります。

はっきりと分かりませんが、ジョーはトランペットを吹いていないようです。

ジョーの病気については、別の記事にまとめていますので、ご参照ください。

ジョーは病気はイップス・ジストニア?突然トランペットを吹けなくなった理由は?

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【カムカムエヴリバディ】解説・考察記事の一覧

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【カムカムエヴリバディ】るいがジョーの自殺未遂場所を分かった理由まとめ

まとめ
  • るいが、ジョーが海にいると分かった理由は、ジョーもラジオの同じ番組を聴いていたから
  • ラジオで「ひなたの道」を聞いて、ジョーも海を思い出したと、るいには分かったから
  • るいは、絶望しているジョーに「私が守る」と話し、ジョーは安堵した

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