『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、100年ぶりに三大魔法学校対抗試合が開催されます。
代表選手になるには、17歳以上という条件がありました。
しかし、炎のゴブレットは14歳のハリーも「4人目の代表選手」として選びましたね。
映画では、種明かしがサラっとしていたので、
「炎のゴブレットにハリーの名前を入れたのは誰?」
「優勝カップがポートキーになって、墓場に連れてったのはなぜ?」
とちょっと分かりにくかったです。
この記事では、
- 炎のゴブレットが、ハリーを選んだ理由は?
- なぜ優勝カップがポートキーになってた?
- クラウチ・ジュニアは、いつからムーディだった?
- クラウチ・ジュニアの策略の内容は?
について、詳しく解説しています。
【解説】炎のゴブレットにハリーを選ばせた仕掛け人はクラウチjr
映画公開20周年記念
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 22, 2021
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14歳になったハリーの前に
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『炎のゴブレット』は、映画だとサラっとしか種明かしされないので、
「どうしてハリーが代表選手になったの?」
「どうして優勝カップがポートキーになってた?」
など、よく分からないところがありますね。
結論から言うと、すべてムーディに変身したバーテミウス・クラウチ・ジュニアの仕業でした。
炎のゴブレットには、「錯乱の呪文」をかけていたのです。
炎のゴブレットにハリーを選ばせたのは、ヴォルデモート復活のため
バーテミウス・クラウチ・ジュニアの父親は、魔法省の役人です。
しかし息子は、死喰い人でヴォルデモートの手下でしたね。
クラウチ・ジュニアは、同じく死喰い人のイゴール・カルカロフに密告され、アズカバン送りになります。
カルカロフは、『炎のゴブレット』では対戦校・ダームストラング専門学校の校長でしたね。
ヴォルデモートは、自分の復活のために、クラウチ・ジュニアをホグワーツに送り込むのです。
ヴォルデモートの復活のためには、
- トム・リドルの父親の骨
- 忠誠を誓うしもべの肉
- 敵のハリー・ポッターの血
が必要でした。
ヴォルデモートは、復活成功のための作戦を練ったのですが、要となったのがクラウチ・ジュニアだったのです。
クラウチ・ジュニアがムーディに変身
最強の魔法使いダンブルドアの目を欺いて、ハリー・ポッターの血を手に入れるのは至難の業。
そのため、
- クラウチ・ジュニアがホグワーツに侵入
- ポリジュース薬で、アラスター・ムーディに変身
とい手順を踏んでいます。
ムーディは、ダンブルドアに依頼されて、闇の魔術の防衛術の新任教師として、赴任してきたばかりでした。
赴任のタイミングを狙われてしまったわけですね。
ポリジュース薬は、
- 飲むと他人に変身できる魔法の薬
- ジュースに、変身したい人物の体の一部(髪の毛など)を入れて飲む
- 飲むと1時間だけ変身できる
- ハーマイオニーが間違って、猫に変身したことがある
- 『秘密の部屋』『謎のプリンス』『死の秘宝』でも登場
という薬です。
1時間しか変身できないので、クラウチ・ジュニアは1日に何度も飲んだのでしょうね。
『炎のゴブレット』だと、スネイプ先生は、ハリーが薬の材料を盗んだと誤解して問い詰めるシーンがありました。
「ポリジュース薬を使って、ホグワーツに忍び込んでる者がいる」ことを匂わせる伏線だったわけですね。
クラウチ・ジュニアがムーディとすり替わったのはいつ?
映画には、クラウチ・ジュニアがムーディに変身するシーンは出てきません。
一体、いつの間に入れ替わったのでしょうか?
炎のゴブレットに、ハリーの名前を入れたのはクラウチ・ジュニアです。
原作小説では、ムーディが赴任する前日(つまり映画の最初から)に入れ替わっています。
また、映画の中では、ムーディがハリーを自分の研究室に呼ぶシーンがありました。
対抗試合の作戦を練ろうという名目でしたね。
研究室には、海賊映画にでてきそうな、アンティークな大きな木箱がありました。
木箱はガタガタ動いていましたのは、ムーディと入れ替わっていることの伏線だったのです。
映画の最後に、本物のムーディが木箱に監禁されていたことが明かされましたね。
ハリーはなぜクラウチ・ジュニアに気づいた?
映画の最後で、ハリーはムーディが偽物だと気づきます。
どうして気づいたのでしょうか?
ハリーが墓場から戻った後、クラウチ・ジュニアはハリーを研究室に連れ込みます。
ムーディは「あの方は、墓場でどんな感じだった?」とハリーに尋ねましたね。
ハリーは「墓場なんて、ひと言も言ってない」と怪しみました。
するとムーディに扮するクラウチ・ジュニアは、次々と種明かしをしたのでした。
【解説】炎のゴブレットがハリーを選んだ理由は錯乱の呪文!ポートキーは最後の仕掛け!
さて、クラウチ・ジュニアがホグワーツ魔法学校に忍び込んで、実際にやったことを確認してみましょう。
クラウチ・ジュニアの役割は、ハリーをヴォルデモートの復活の舞台であるリトル・ハングルトンの墓場に連れて行くことです。
そのために対抗試合を利用したのですね。
何としても、
- ハリー・ポッターを優勝させる
- ポートキーにした優勝カップをつかませる
という手順を踏まなければなりませんでした。
そのために、クラウチ・ジュニアは以下の事を仕組んでいます。
- ポリジュース薬で、ムーディと赴任前日に入れ替わる
- 炎のゴブレットに「錯乱の呪文」をかけて、ハリーを選ばせる
(錯乱して代表資格のないハリーも選出) - ハグリッドがハリーを森へ誘うよう仕向ける
(第1課題はドラゴンだと知らせるため) - セドリックに、第2課題の卵の謎を解くヒントを与える
(セドリックがハリーにヒントを伝えた) - ロングボトムに、第2課題をこなすための「エラ昆布」を教える
(ロングボトムがハリーに助言した) - 父親のバーテミウス・クラウチに気づかれ、殺害
- 第3課題の迷路で、クラムが勝たないように魔法をかけた
- 優勝カップを魔法でポートキーに変えておいた
(ヴォルデモートの復活の儀式の場へ移動させるため)
クラウチ・ジュニアは、炎のゴブレットに「錯乱の呪文」を使いました。
3校ではなく4校対抗だと錯乱させたのです。
そのためゴブレットは、4人目の代表にハリーを選んだのでした。
クラウチ・ジュニアの計画は、ほぼ順調に進みます。
しかしハリーは、迷路でセドリックに「一緒に優勝カップをつかもう」と持ちかけました。
同時優勝ということですね。
クラウチ・ジュニアからすると、セドリックまで墓場に来るのは誤算でしたね。
ヴォルデモートの復活にセドリックは必要ないため、すぐにヴォルデモートが殺してしまいます。
ヴォルデモートの冷淡さ、残酷さがよく表れていたシーンです。
自慢の息子セドリックを亡くして、父親のエイモスの嘆き悲しむ姿が、かわいそうでしたね。
★映画★
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★俳優★
『ハリー・ポッター』シリーズを無料で観る方法は?
2021年11月現在、『ハリー・ポッター』シリーズを無料で観られるVODサービスを一覧にしました。
『ハリー・ポッター』シリーズ全8作
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※本ページの情報は2021年11月時点の情報です。
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炎のゴブレットがハリーを選んだ理由の解説まとめ
『ハリーポッターと炎のゴブレット』では、対抗試合の代表資格のないハリー・ポッターも選ばれました。
- 炎のゴブレットがハリーを選んだのは、クラウチ・ジュニアが「錯乱の魔法」をかけていたたから
- 死喰い人のクラウチ・ジュニアは、ハリー・ポッターを復活の儀式の場に連れ出す役目だった
- クラウチ・ジュニアは、ポリジュース薬で。教師のムーディになりすました
- クラウチ・ジュニアは、様々な策略を仕掛けて、ハリーを対抗試合で優勝させることに成功
- ポートキーに変えた優勝カップで、ハリーを儀式の墓場へと移動させた
というのが、この記事のまとめです。