
映画『風の谷のナウシカ』では、ナウシカの服の色が変わる場面があります。
ペジテの赤い服を着ていたのに、途中から青くなりますよね。
この記事では、
- ナウシカの服の色が変わるのはなぜ?
- どのタイミングで服の色が変わる?
- 王蟲の血には、驚くべき効果があった(原作)
について、まとめています。
【内容】★ナウシカの「その後」の相関図★物語や登場人物11人は、その後どうなった?
【ナウシカ】服の色が変わる理由はなぜ?いつ変わったの?
映画の中で、ナウシカの服は2回変わります。
- 最初は風の谷の青い服
- ペジテ船で軟禁中、ペジテの赤い服
- ラストシーンでは、ペジテの青い服
風の谷の青い服から、ペジテの赤い服に変わるのは、着替える場面があるので分かりますね。
しかし、ペジテの赤い服が青くなったタイミングが、ちょっと分かりにくいようです。
ナウシカの赤い服は、酸の海でオトリにされた王蟲の子を助けようとした時に、色が変わります。
王蟲の子が水に入ろうとするのを、ナウシカが必死に押しとどめますね。
この時、王蟲の体液でナウシカの服の色が、赤から青に染まっていきます。
上の画像(右)は、赤い服が徐々に青く染まってゆくところ。
下の画像では、完全に青く染まってしまっています。
映画では「体液」と言っていますが、原作では「血」と書かれています。
王蟲の血液は、青いんですね。
体に鉄杭を何本も打ち込まれた王蟲の子どもは、かなり大量の血を流していました。
ナウシカの赤い服があっと言う間に青く染まったことからも、その出血のすさまじさが分かります。
【ナウシカ】王蟲の血は蟲を鎮める効果がある!
映画では描かれていませんが、原作では王蟲の血には驚くべき効果があることが描かれています。
(ここから原作ネタバレです)
原作漫画で、ナウシカが蟲に襲われる場面があります。
王蟲ではありませんが、かなり体長の大きな蟲に、ナウシカは丸呑みされてしまいます。
しかし蟲は丸呑みしたナウシカを、そっと吐き出すんですね。
そして触手でナウシカの服をペタペタと触ります。
服を青く染めた王蟲の血に 蟲たちの怒りを鎮めてくれる力があるなんて……
引用:『風の谷のナウシカ』(第3巻)
とナウシカのセリフがあります。
王蟲の血に染まった服を着ていたために、蟲に殺されずに済んだのです。
王蟲の血には、蟲の怒りを鎮める効果があるんですね。
ナウシカは、王蟲が守ってくれていると思い、感涙します。
王蟲は、腐海で「蟲の王」のような存在。
他の蟲たちへの影響力も大きいようです。
原作漫画は全7巻ですが、映画は2巻の途中までの内容です。
『風の谷のナウシカ』は、映画よりも原作漫画の方が圧倒的に面白いです!
ぜひ読んでみてくださいね!
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【ナウシカ】服の色が変わる理由まとめ
映画『風の谷のナウシカ』で、ナウシカの赤い服が青く変わります。
- 酸の海で王蟲の子どもを助けようとした時に、服の色が変わった
- 王蟲の青い体液(血液)で、服の色が変わった
- 王蟲の血には、他の蟲の怒りを鎮める効果がある
というのが、この記事のまとめです。