『シン・エヴァンゲリオン新劇場版』タイトル画像

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では、8号機が「アダムスの器」と呼ばれるエヴァとオーバーラッピングします。

Q」で登場した「アダムスの器」はMark.09だけでしたが、「シン」では合計4機いました

この記事では、

  • アダムスの器とは何?
  • オップファータイプとは?
  • 「アダムスの生き残り」との違いは?
  • アドバンスド・アヤナミシリーズとは?

について、解説します。

【シンエヴァ】アダムスの器とは?

「エヴァンゲリオン新劇場版」の「Q」と「シン」に登場する「アダムスの器」

ゲンドウと冬月が、ネルフの人類補完計画のために造ったエヴァですが、従来のエヴァとは異なるところが多そうです。

旧劇のアダムとアダムスの違いは?

まずは、そもそもの話から確認しておきましょう。

旧劇のアダムと、新劇のアダムスはどう違うのでしょう?

旧劇のアダム
  • 第一使徒
  • 南極で発見された
  • アダムを胎児化させるときに、セカンドインパクトが発生
  • 体はひとつ
新劇のアダムス
  • 第一の使徒は、渚カヲル(魂がアダム)
  • 複数存在(4体?)

新劇で「アダムス」と呼ばれる存在自体は、登場しません。

セカンドインパクトの回想シーンで、輪っかのある使徒らしきものが4体出てきました。

しかし「アダムスの生き残り」「アダムスの器」などの言葉から、やはり神という設定は変わらないようです。

アダムスの器のオップファータイプの意味は?

https://twitter.com/Pulin1107/status/1355134241055510530

「シン」では、アダムスの器と呼ばれるエヴァは4(Mark.09、10、11、12)ありましたね。

「アダムスの器」という呼称からして、アダムスを素体にしているのでしょう。

そしてオップファータイプでした。

「オップファー」とはドイツ語で「犠牲」という意味。

「犠牲型エヴァ」というわけです。

意味が分かるような、分からないような感じですね。

おそらく、フォースインパクトの儀式で使うエヴァを、「犠牲型」と呼ぶことにしたと思われます。

フォースインパクトについては、別の記事にまとめましたので、ご参照ください。

アダムスの器・アダムスの生き残りの違いは?

https://twitter.com/evabf_official/status/1286503963727138817

Q」では、マリが第13号機のことを「アダムスの生き残り」と呼んでいました。

「アダムスの生き残り」と「アダムスの器」の違いはなんでしょう?

コアに魂が入ってるか、入っていないかだと思われます。

Mark.09の正式名称は、「第1のアダムスの器(移行中間形態・ゼーレ仕様)」でした。

まだ完全に仕上がっていないということですね。

「器だけできて、まだ中身が入ってない」という状態と分かります。

中身(魂)が入っていない状態のエヴァを、「アダムスの器」と呼んだのでしょう。

また、「アダムスの器」の魂の贄(にえ)として、アドバンスド・アヤナミシリーズが用意されていましたね。

ここも「アダムスの生き残り」とは違う点でしょう。

逆に、第13号機やMark.0912共通点は、桁違いにパワフルで強いということ。

Q」では、マリがMark.09「アダムスの器さん。せめて、足止めはさせてもらうにゃん」と言っていました。

「シン」では、ミサトがヤマト作戦を発動するときに、「エヴァ第13号機の無力化を目的とする」と言っていました。

アスカも「停止信号プラグを打ち込めば、破壊はできずとも動くことはなくなる」と言っています。

2号機と8号機が2機がかりでも、「アダムスの生き残り」の第13号機を倒せないと、最初から分かっているくらい強いんですね。

アドバンスド・アヤナミシリーズとは?

さて、「アダムスの器」には魂を入れなければなりません。

Q」では、アヤナミシリーズの体が大量に保管されていました。

Q」と「シン」で登場したアヤナミレイは、シリーズの初期ロットのナンバー6でした。

無調整のため、個体を保てずLCL化してしまいましたね。

アドバンスド・アヤナミシリーズとは、一体何でしょうか?

「アダムスの器」に入れるための魂用として、造られたのが、アドバンスド・アヤナミシリーズです。

冬月は、

「アダムスの器の贄となる、雌雄もなく純粋な魂だけでつくられた、汚れなき生命体。アドバンスド・アヤナミシリーズの再生」

と言っていました。

劇中は、全裸のアヤナミレイが4人いましたね。

「再生」なので、以前も「アドバンスド・アヤナミシリーズ」が存在していたようです。

また、性別もないので、かなり遺伝子操作したクローンと言えるでしょう。

冬月は、「傲慢のいきつく先がこれとはな」と自嘲気味でした。

スポンサーリンク

【エヴァンゲリオン】解説・考察記事の一覧

『エヴァンゲリオン』関連記事は、全部で35記事あります。

『エヴァンゲリオン』カテゴリーからも、記事一覧を確認できます。

関連記事を読む(シンエヴァ)

【登場人物関連】

【インパクト関係】

【意味不明な場面を解説】

【用語解説】

スポンサーリンク

【シンエヴァ】アダムスの器とアダムスの生き残りの違いまとめ

「Q」と「シン」には、「アダムスの器」や「アダムスの生き残り」と呼ばれるエヴァンゲリオンが登場します。

具体亭には、Mark.09~12、第13号機ですね。

  • アダムスの器は、アダムスが素体のエヴァンゲリオン
  • アダムスの器とは、フォースインパクト用に建造されたエヴァンゲリオン
  • 「アダムスの器」と「アダムスの生き残り」の違いは、コアに魂が入っているかどうか
  • アドバンスド・アヤナミシリーズは、アダムスの器の魂の贄として造られた

スポンサーリンク
スポンサーリンク