【エヴァ解説】セカンドインパクトとは？原因や意味を初心者でも分かりやすく！

『エヴァンゲリオン』では、「セカンドインパクト」というワードが出てきます。

新劇場版の序では、「15年前、人類が半分になった」と簡単な説明がされるだけです。

この記事では、エヴァンゲリオンを初めて見る方向けに

について、ざっくりと分かりやすくまとめました。

【エヴァンゲリオン解説】セカンドインパクトの原因や意味は？

新劇場版の序で、「15年前に起こり、人類の半数が死滅した」と簡単に説明されているセカンドインパクト。

戦争なのか、災害なのかなど触れられていないので、観ている側としては「よく分からないなあ」と思いますよね。

セカンドインパクトの扱いは、TV版、旧劇場版、漫画、新劇場版でそれぞれ違います。

この記事では、新劇場版を見る方向けに内容をまとめています。

セカンドインパクトの原因は、フェイクと真実と２種類ある

エヴァンゲリオンにおける「セカンドインパクト」は、

の2種類があります。

要するに、中枢の数人だけが真実を知っていて、一般人は嘘を知らされているということですね。

それぞれ見ていきましょう。

フェイクのセカンドインパクト

人類がニュースなどで知らされているセカンドインパクトは、主に以下の内容です。

国連による調査委員会の公式発表です。

真実のセカンドインパクトとは？

国連の公式発表では、「隕石」がセカンドインパクトの原因とされています。

しかし、真実は違ったんですね。

国連の公式発表の内容は、SEELEが情報操作したものだったのです。

実際には、人為的に引き起こされたものでした。

SEELEの目的は何だったかと言うと

でした。結果、

したんですね。

これがセカンドインパクトの真実です。

葛城調査隊長は、ミサトの父だった

新劇場版では、ミサトが父との葛藤や、NERVに入った理由を語る場面があります。

SEELEに利用され、アダムを胎児に変える作業を行ったのは、葛城調査隊。

隊長はミサトの父である、葛城ヒデアキ博士でした。

ミサトも調査隊に同行してセカンドインパクトに遭遇し、唯一の生存者となりました。

PTSDにより、声がでず話せない時期が長く続きました。

ハードワーカーで家庭を顧みなかった父は、自分の命と引き換えに娘を救います。

以来、ミサトは使徒に対して強い憎悪と復讐心をもつようになり、NERVに入ったのです。

セカンドインパクトの意味とは？

地球上の生物は、アダム系とリリス系がいます。

使徒とエヴァンゲリオンの戦いは、ひとことで言うと「生存競争」なのです。

このせめぎ合いなんですね。

人類にとって、セカンドインパクトはどんな意味があったのでしょう。

親であるアダムが寝ている間に、子どもの産めない胎児に変えてしまったので、アダム系使徒は増えません。

人類は、アダム系の増殖を抑えることができたわけです。

しかし結果として、地球の環境は激変し、人類も半分になってしまいました。

大きな代償を支払ったと言えるでしょう。

「セカンドということは、ファーストもあるってこと？」

「地球上には、アダム系とリリス系の生物がいるって、どういうこと？」

と疑問に思った方は、使徒の記事にまとめていますので、ご参照ください。

• 使徒とは？正体や目的を分かりやすく解説！

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【エヴァンゲリオン解説】セカンドインパクトの原因や意味まとめ

『エヴァンゲリオン』の新劇場版では、セカンドインパクトについて、ごく簡単にしか説明がされません。

しかし、もう少し詳しく知っておいた方が、ストーリーが楽しめます。

この記事は、初めてエヴァンゲリオンを見る方向けに、セカンドインパクトの基礎知識をまとめました。