映画『エヴァンゲリオン序破Q』のタイトル

『エヴァンゲリオン新劇場版』には、人間だけでなく使徒やエヴァンゲリオンなど、数多くのキャラクターが登場します。

この記事では、

  • 登場人物の年齢や経歴・声優などのwikiプロフィール
  • 新劇場版シリーズごとの登場人物の行動

について、まとめています。

ネタバレを含みますので、ご注意ください。

【エヴァンゲリオン】登場人物一覧!年齢や経歴を詳しく紹介!

『エヴァンゲリオン』の新劇場版の登場人物を、紹介します。

碇シンジ

碇シンジのwikiプロフィール
  • 主人公

  • 父親:碇ゲンドウ

  • 母親:碇ユイ

  • 誕生日:2001年6月6日

  • 年齢:14歳

  • 血液型:A型

  • 身長:157cm

  • 特技:チェロ、料理

  • エヴァンゲリオン初号機パイロット

  • 3人目の適格者(サードチルドレン)

  • 第三新東京市立第壱中学校2年A組

  • 声優:緒方恵美

2004年のエヴァンゲリオン初号機の起動実験で、母親のユイを亡くす

母の死を契機に、父親のゲンドウとは別れて暮らすことに。

そのため、家族の絆や愛情を知らず、「自分はいらない存在」と自己肯定感が極端に低い

パイロットの条件については、別の記事にくわしくまとめましたので、ご参照ください。

劇場版「序」の碇シンジ

2015年に突如父親から呼び出され、エヴァ初号機のパイロットに就任した。

ネルフの上司である葛城ミサトと同居し、第三新東京市内の中学校に通っている。

登校初日に、クラスメイトの鈴原トウジに殴られるなど、新生活にはなかなか馴染めないでいた。

使徒せん滅の任務をこなし、周囲の人たちと交流するうちに、次第に自分の居場所を獲得してゆく。

ナイーブで内向的な性格で、どうすれば自分が傷つかずにすむかを最優先する傾向が強い。

争いを好まず、他人の言うことに大人しく従うことを処世術としている。

状況に流されやすい優柔不断な性格に見えるが、こうと決めたら誰の言うことを一切聞かない頑固な面もある。

父親のゲンドウに対しては、強い反発心をもつと同時に、理解し合いたい、愛されたいという感情をもっているが、素直に表現することができない。

劇場版「破」の碇シンジ

ゲンドウと一緒に、母親のユイの墓参りに行き、少し父の気持ちを理解できたように思い、「父さんと会えて良かった」と思う。

また、第8の使徒をせん滅した時は、ゲンドウから「よくやった」と初めてねぎらわれ、喜ぶのだった。

ある日、参号機の起動実験中に、アスカが使徒に浸食さてしまう。

アスカを助けようとしたシンジを、ゲンドウは阻止。

父親への不信と不満が爆発したシンジは、パイロットを辞めてしまう。

しかし、第10の使徒が綾波レイの弐号機を捕食するのを目撃した時に、救出のために再び初号機に搭乗

バッテリー切れとなった初号機を覚醒させる。

綾波を救出するも、サードインパクトのトリガーとなってしまう。

新劇場場版「Q」の碇シンジ

初号機から救出される。

しかし、サードインパクトのトリガーとなったため、自身の感情にのまれて覚醒リスク回避のため、首にDSSチョーカーを装着されてしまう。

実は、シンジの意識が戻ったのは、サードインパクトから14年もたっていた。

ゲンドウからは、いずれ渚カヲル13号機に乗るよう言われる。

シンジは、綾波レイを助けれらなかったと知り、ショックを受ける。

また、カヲルからサードインパクトで何が起きたかを知らされ、エヴァに乗ることを拒絶。

しかしカヲルから、ドグマにある2本の槍を持って帰れば、フォースインパクトも止められるし、世界も修復できると聞かされ、再びエヴァに乗ることを了承。

シンジとカヲルは、13号機に乗って爆心地のドグマに降りるが、そこにあったのは対の槍ではなく、同じ2本の槍だった。

カヲルはシンジを制止するが、シンジはリリスに刺さっている槍を抜いてしまう。

するとリリスが膨張して爆発し、さらには6号機に潜んでいた第12の使徒が現れる。

使徒に浸食され、カヲルが第13の使徒となったが、フォースインパクトを阻止するために、カヲルは自ら爆死。

シンジは呆然とするのだった。

綾波レイ

綾波レイのwikiプロフィール
  • ヒロインの一人
  • 生年月日:不明
  • 年齢:14
  • 血液型:不明
  • 第三新東京市立第壱中学校2年A組
  • エヴァンゲリオン零号機パイロット
  • 1人目の適格者(ファーストチルドレン)
  • 趣味:読書
  • 嫌いな食べ物:肉
  • 声優:林原めぐみ

マルドックの報告書により選抜された一人目の適格者とされている。

エヴァンゲリオン零号機の起動実験の事故で重傷を負う。

そのため初登場時は、包帯姿で登場。

過去の経歴はすべて抹消されたため、プロフィールなどの詳細はほとんど不明になっている。

『エヴァンゲリオン』では、渚カヲルと並んで、最も謎めいた人物のひとり。

新劇場版「序」の綾波レイ

第三新東京市の市営住宅の402号室で一人暮らしをしている。

部屋には必要最低限の家具や家電製品しかなく、カーテンは昼間でも締め切られたまま。

私服の場面もなく、終始中学校の制服か、パイロットスーツでの登場である。

部屋にある割れたメガネは、零号機の起動実験時の碇ゲンドウの物。

感情を表に出さない寡黙な性格で、必要最低限の会話しかしない。

ネルフの命令に従順に従い、任務を淡々とこなしている。

友達とよべる存在はおらず、学校では常にひとりで行動し、読書していることが多い。

しかし、綾波レイがエヴァンゲリオンに搭乗するのは「みんなとの絆だから」と語っていることから、他者に興味関心はあるものの、仲良くなる方法やつながり方が分からないことが示唆されている。

劇場版「破」の綾波レイ

「破」では人と関わらず、ひとりで行動していたレイ。

しかし、シンジと関わることで、クラスメイトに挨拶するなど、変化していく。

シンジとゲンドウの仲をとりもつために、食事会を提案

アスカが「シンジのことをどう思っているのか」と尋ねる。

レイは「分からない。ただ、碇くんといるこポカポカする」と語るのだった。

しかし食事会は、参号機起動実験の日と重なり、中止となってしまう。

ある日、第10の使徒が来襲する。

「碇くんがエヴァに乗れなくてもいいようにする」とシンジのために、レイは出撃。

そして使徒にエヴァごと捕食されてしまう。

救出にきたシンジを「私はここでしか生きていけない。私が消えても、代わりはいる」と拒否するが、説得に応じてシンジの手を取るのだった。

新劇場版「Q」の綾波レイ

初号機から救出された碇シンジを、Mark.09に乗って連れ戻しに行く。

シンジは「綾波レイ」と思って話しかけるが、以前と違ってよそよそしく、趣味の読書にも関心を示さないなど、様子が変わっていた。

「Q」に登場する綾波レイは、碇ユイの複製「綾波シリーズ」の初期ロットであることが、冬月コウゾウから明かされる。

シンジの知る綾波レイは、初号機の中に保存されたままであった。

「Q」のレイは、Mark.09に搭乗し、13号機を援護するなどして、淡々と任務を遂行するのだった。

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式波・アスカ・ラングレー

式波・アスカ・ラングレーのwikiプロフィール
  • 氏名:式波・アスカ・ラングレー
  • 誕生日:2020年12月4日
  • 年齢:14歳
  • 血液型:A型
  • 身長:157cm
  • 第2の少女(セカンド・チルドレン)
  • 国籍:アメリカ
  • 第3新東京市立第壱中学校2年A組
  • 声優:宮村優子

4歳の時にエヴァンゲリオンの操縦者の適格者とされる。

14歳で大学を飛び級で卒業した。

ユーロ軍のエースパイロットとしての自尊心が強いため、シンジやレイに対してしんらつな態度を取る。

容姿端麗で勝気な性格

旧劇版では、母親のキョウコは自死し、父親は再婚した。

旧劇版のアスカは、悲惨な結末を迎えている。

旧劇場版の「やり直しの物語」である新劇場版では、日本姓が「惣流」から「式波」に変わった。

新劇場版「破」のアスカ

アスカは「破」から登場。

プライドの高いアスカは、初対面からシンジやレイに対して上から目線の態度を取る。

しかし第8の使徒戦で、自分一人では勝てなかったと思いいたり、シンジやレイに自分から歩み寄っていく。

しかし、参号機の起動実験中に使徒に浸食された。

かろうじて救出されたものの、使徒による精神汚染の可能性を疑われ、隔離処置された。

新劇場版「Q」のアスカ

冒頭から弐号機に登場し、ネルフのエヴァと戦闘し、初号機を回収

意識が戻ったシンジをガラス越しに殴打しようとする。

「破」から14年経ってもアスカは「エヴァの呪縛」により、眼帯をした左目以外は見た目がまったく変わっていなかった。

なお、眼帯には使徒封印用呪詛文様が描かれており、アスカが使徒になったことをほのめかしている。

ドグマでは、リリスの槍を抜こうとする13号機と戦闘

また6号機に潜んでいた第12の使徒も攻撃。

フォースインパクトが止まった後は、エヴァを降りて救出を求めるために、シンジやレイと歩き出す。

真希波・マリ・イラストリアス

真希波・マリのwikiプロフィール
  • 氏名:真希波・マリ・イラストリアス
  • 年齢:14歳
  • 出身地:イギリス(ユーロ支部所属)
  • 仮設5号機、弐号機、8号機のパイロット
  • 声優:坂本真綾

旧劇版には登場しておらず、新劇場版で初登場のため、もっとも謎めいたパイロットと言える。

日本語と英語が話せる。

漫画版のマリは同性愛者だったが、新劇場版での設定は不明。

戦闘中でも鼻歌を歌うなど、気分にムラがなく陽気でご機嫌キャラ

エヴァに乗るか迷うシンジを珍しく思っている。

新劇場版「破」のマリ

冒頭、仮説5号機で第3の使徒をせん滅。

日本へ密入国する際、空からパラシュートで下りてきて、中学校の屋上いた碇シンジと衝突。

シンジを「わんこ君」と呼ぶようになる。

第10の使徒との戦闘時は、「ザ・ビースト」というネルフ職員も知らなかったコードで、わが身の危険も顧みず戦った。

新劇場版「Q」のマリ

8号機に乗って、アスカの弐号機を援護する立場で戦闘。

「Q」ではアスカのことを「姫」と呼ぶようになっている。

第12の使徒が全身コアだと分かると、「うちらでは無理」と戦闘をいったんやめるなど、状況を冷静に見ながら戦闘していることが分かる。

また、第12の使徒が13号機を侵食し、カヲルが第13の使徒になったときは、「ゲンドウ君の狙いはこれか」など、ネルフやゼーレの動きにも詳しい。

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葛城ミサト

葛城ミサトのwikiプロフィール
  • 生年月日:1986年12月8日
  • 年齢;29歳(Qでは43歳)
  • 血液型:AO
  • 身長;163cm
  • 体重:47kg
  • スリーサイズ:B83W59H82
  • NERV/戦術作戦部作戦局第一課 課長(少佐)
  • ペット:温泉ペンギンのペンペン
  • 愛車:アルピーヌA310
  • 口癖:「ちょっち」

西暦2000年の14歳の時に、父親が隊長を務める葛城調査隊に同行して南極へ行き、セカンドインパクトに遭遇

父親はミサトを救うことで命を落とし、ミサトは唯一の生存者となった。

PTSDのために、心を閉ざして失声症の時期が長かった。

心の回復後は、第二東京大学に進学し、赤木リツコや加持リョウジと知り合う。

大学卒業後は、国際公務員となる。

加持リョウジとは恋人の関係だったが、父親の面影を重ねていることに気づき、別れることに。

ネルフでは、戦術作戦部に所属しており、エヴァンゲリオンで使徒をせん滅する任務についている。

セカンドインパクトについては、別の記事にくわしくまとめましたので、ご参照ください。

新劇場版「序」の葛城ミサト

ネルフにおけるエヴァの優秀な戦闘指揮官で、かなり無茶な作戦を強引に推し進めることもある。

そのため、同僚の赤木リツコと意見が対立することも多い。

明るく楽天的な性格である一方で、セカンドインパクトがミサトの人格に強く影響している。

使徒に対する復讐心が強いことも、仕事熱心な理由のひとつ。

ずぼらでだらしないところがあり、部屋はゴミがあふれていて、料理もまったくできない

にもかかわらず、シンジが一人暮らしの部屋をあてがわれると知って、同居するなど世話焼きな面もある。

劇場版「破」の葛城ミサト

ユーロ空軍からパイロットのアスカが来日。

シンジと同様、アスカと同居することに。

ミサトは、シンジにネルフに就職した動機を語った。

ミサトは、自分たちに知らされていないネルフの計画に薄々気づきながらも、真相をつかめないでいた。

第8の使徒が襲来した時は、ゲンドウが月から戻っていなかったため、代理で戦闘指揮を執ることに。

落下してくる使徒を、ATフィールドを全開にしたエヴァでキャッチするという奇策で、せん滅した。

第10の使徒との交戦では、捕食された弐号機を助けに行こうとするシンジに、「いきなさい、誰かのためじゃなく、あなた自身の願いのために」と言うのだった。

新劇場版「Q」の葛城ミサト

「破」から14年後の「Q」では、葛城ミサトはヴィレを結成し、空中戦艦ヴンダーの艦長となっていた。

「Q」の冒頭では、衛星軌道に封印されていた初号機を回収することに成功。

碇シンジにはリスク回避のため、首にDSSチョーカーを装着した。

シンジはヴィレで監視するつもりだったが、ネルフに奪われてしまう。

フォースインパクトを阻止するために、シンジが乗る13号機を攻撃するも、逆に乗っ取られそうになった。

赤木リツコ

赤木リツコのwikiプロフィール
  • 年齢:29歳(Qでは43歳)
  • NERV技術開発部技術局第一課所属
  • エヴァンゲリオン開発総責任者
  • 第二東京大学卒
  • 趣味:猫の小物集め
  • 母親;MAGI開発者・赤木ナオコ
  • 左目の下に泣きぼくろがある

葛城ミサトの同僚で、母親と同じく優秀なコンピューター技術者。

碇ゲンドウとは愛人関係

また、母親のナオコも碇ゲンドウの愛人であったため、母親に対しては複雑な愛憎の感情をもっている。

しかし新劇場版では、リツコとゲンドウが愛人関係にあったことをほのめかす場面はない

旧劇では加持リョウジから「涙の通り道にほくろのある人は、一生泣き続ける運命にある」と言われた。

ヘビースモーカーで、コーヒーをよく飲む。

新劇場版「序」のリツコ

常に冷静で、論理的な思考をする現実主義の科学者

そのため、場当たり的な勘で行動するように見える葛城ミサトとは、ときどき意見が対立する。

セミロングの髪は金髪に染めており、ミニのタイトスカートに、黒ストッキングでピンヒールという、セクシーなルックスをしている。

旧劇では碇ゲンドウをめぐって、綾波レイとの関係は険悪だが、新劇場版ではレイとの関係は悪くない

新劇場版「破」の赤木リツコ

参号機の起動実験中に、使徒に浸食されたアスカを、精神汚染の可能性があるとして、隔離指示を出す。

「破」では、初号機の覚醒やサードインパクトの解説的なセリフが多い。

<初号機覚醒時のセリフ>

「人の域に留めていたエヴァが、本来の姿を取り戻していく。

呪縛を解いて、人を超えた神へ近い存在へと変わっていく。

天地と万物をつなぎ、自らをエネルギーの凝縮体に変身させているんだわ。

純粋に人の願いを叶える、ただそれだけのために。

<サードインパクト時のセリフ>

この世界の理を超えた新たな生命の誕生。

代償として、いにしえの生命は滅びる。

新劇場版「Q」の赤木リツコ

「Q」ではヴィレのヴンダー副艦長

「破」から14年後ということで、ショートカットになっていた。

論理的な赤木リツコは、相変わらず戦略の上でミサトと対照的だが、最終的にはいつも艦長の指示に従っている。

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碇ゲンドウ

碇ゲンドウのwikiプロフィール
  • NERV最高司令官
  • 年齢:48歳(Qでは62歳)
  • 妻:碇ユイ
  • 子ども:碇シンジ
  • 声優;立木文彦

京都の大学時代は、冬月コウゾウの教え子で、荒れた生活を送る、悪い噂の絶えない男だった。

2000年に婿養子になる形で、碇ユイと結婚する。

旧姓は六分儀(ろくぶんぎ)。

ユイはゲンドウを「とてもかわいい人」と語っており、相思相愛だった。

2001年に息子のシンジが生まれる。

2000には、ゲンドウも葛城調査隊に同行して南極にいたが、セカンドインパクト直前に脱出。

2004年のエヴァ初号機の起動実験で妻のユイを亡くしてからは、「ユイに再会すること」がゲンドウの生きる目的となる。

また、ユイの死後は息子のシンジを人に預けて、離れて暮らしていた。

新劇場版「序」の碇ゲンドウ

14歳になった息子シンジを新第三東京市に呼び寄せ、ほぼ強制的にエヴァンゲリオン初号機のパイロットにする。

碇ゲンドウは、ゼーレのメンバーと共に、死海文書外伝(裏死海文書)のシナリオにのっとって、人類補完計画を進めていた。

しかし、この人類補完計画について知っているのは、ネルフでは冬月ヒデアキだけであり、ミサトたちには知らせていない

人類補完計画については、別の記事にくわしくまとめましたので、ご参照ください。

新劇場版「破」の碇ゲンドウ

シンジと妻・ユイの墓参りに行き、「人は思い出を忘れることで生きてゆく」と語る。

主席監察官である加持リョウジから、ゼーレの人類補完計画の資料を受け取る。

「神の理と敵対しても、我らの道をいく」と、ゼーレの計画とは別にある、自身の計画が順調に進んでいることに満足する。

綾波レイから、シンジや他のパイロットとの食事会の約束をする。

しかし、参号機の起動実験中の事故で、食事会は中止に。

参号機のアスカを助けたいというシンジの意思を無視し、初号機をダミーシステムで稼働

アスカを助けられなかったシンジは、ゲンドウに反発してパイロットを辞めてしまうが、これも計画内であった。

第10の使徒が綾波レイの零号機を捕食し、助けようとしたシンジの初号機が覚醒

初号機がトリガーとなって、サードインパクトが始まる様子を見て、「あの二人で、初号機の覚醒はなったな」と、満足そうに語るのだった。

新劇場版「Q」の碇ゲンドウ

ゲンドウの人類補完計画もいよいよ「終わりの始まり」の段階となった。

ゼーレの目的は果たされたため、「Q」ではゼーレメンバー同意の上で、モノリスのスイッチを切る。

「Q」では、ゲンドウの計画遂行に邪魔な渚カヲルを排除し、13号機を覚醒させた

綾波ユイ(碇ユイ)

綾波(碇)ユイのwikiプロフィール
  • 生存期間:1977年~2004年
  • 享年:27歳
  • ゼーレ関連組織(ゲルヒン等)の元研究者
  • 夫:碇ゲンドウ
  • 子ども:碇シンジ
  • 願い:人類の生きた証を永遠に残す
  • 外見は、綾波レイにそっくり
  • 声優:林原めぐみ

京都の大学在学時は、冬月コウゾウの教え子だった。

周囲からは反対されるも、ゲンドウを「とてもかわいい人」と感じたユイは、相思相愛となりゲンドウと結婚し、シンジを出産する。

明るく前向きな性格で、人に好かれており、交際していたゲンドウは妬まれるほどだった。

エヴァンゲリオン開発の仕事と、育児を両立させる良妻賢母

2004年のエヴァンゲリオン初号機の起動実験で、肉体と魂の両方がまるごと取り込まれた

以来、ゲンドウは「ユイと再会するため」に、エヴァ初号機に強く執着するようになる。

新劇場版「序」のユイ

「序」には、ユイはゲンドウやシンジの思い出として、ちらりと名前が出てくるだけ。

TV版や旧劇場版と大きく違うのは、旧姓が「綾波」になっていること。

旧姓が変わった理由は、劇中で語られておらず不明。

新劇場版「Q」の碇ユイ

冬月コウゾウがシンジに、

  • 碇ユイは、初号機の制御システムとなっている
  • 碇ユイを複製したのが「綾波レイ」である

と知らせた。

冬月コウゾウ

https://twitter.com/MLZ0902/status/983311021233160192

冬月コウゾウのwikiプロフィール
  • NERV副司令官
  • 生年月日:1956年4月9日
  • 年齢:60歳(Qでは74歳)
  • 趣味:将棋

京都の大学で教授(形而上生物学)を務めていた経歴がある。

碇ゲンドウやユイは、研究室の教え子

ユイには密かに恋愛感情を抱いていた。

セカンドインパクト後は、一時期愛知県豊橋でモグリの医者をやっていたことも。

召集された国連調査団で、ゲンドウやユイと再会する。

正義感が強く潔癖な性格で、大学教授時代は碇ゲンドウを嫌っていた

しかし、開発中のエヴァンゲリオンを見て、ゲンドウの誘いに応じ、行動を共にする。

ネルフでは副司令官で、ゲンドウより立場は下だが、年長であることや大学では師であったことから、上長のゲンドウを「碇」と呼び捨てている。

冬月がよく会議に参加しているゼーレとは何かについては、別の記事にくわしくまとめましたので、ご参照ください。

新劇場版「序」の冬月コウゾウ

ゼーレと会議する場に登場し、碇ゲンドウと意味深な会話をする。

しかし、劇中での詳しい人物紹介はないため、謎めいた人物と感じる視聴者が多いかも。

新劇場版「Q」の冬月コウゾウ

シンジに父親の生きざまを知ってほしいと思っている冬月は、シンジを将棋に誘う。

そして、母親や綾波レイのこと、父親のゲンドウが、人類を救うために仕事をしていると語る。

ゼーレの人類補完計画の目的は達せられたため、同意の上でモノリスの電源を切った。

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鈴原トウジ

鈴原トウジのwikiプロフィール
  • 生年月日:2001年12月26日
  • 年齢:14
  • 身長:165cm
  • 血液型:B
  • 第三新東京市立第壱中学校2A
  • 住所:神奈川県第3新東京市仙石原5-22-24
  • 本籍地:大阪府堺市南野田298-2
  • 声優:関智一

碇シンジのクラスメイト

本籍地が大阪で、関西弁をしゃべる。

祖父や父もネルフ関係者

TV版・旧劇版では、エヴァ参号機のパイロット

新劇場版「序」の鈴原トウジ

エヴァ初号機の戦闘で妹が負傷したことから、転校してきた碇シンジを初日に殴る

しかし、後にエヴァのエントリープラグに救出された時に、必死に任務につくシンジを見て、友人になる

相田ケンスケ

相田ケンスケのwikiプロフィール
  • 生年月日:2001年9月12日
  • 年齢:14
  • 身長:157cm
  • 血液型:A
  • 3新東京市立第壱中学校2A
  • 住所:神奈川県第3新東京市御殿場2-1398-2
  • 本籍地:神奈川県横浜市港北区新吉田2-1398-2
  • 声優:岩永哲哉

碇シンジのクラスメイト

軍事オタクで、常にビデオカメラを持ち歩いている。

夢は、エヴァンゲリオンのパイロットになること。

新劇場版「序」の相田ケンスケ

鈴原トウジと仲が良いため、シンジが転校してきたばかりの時は、少し距離を置いていた。

緊急事態宣言中に避難所を抜け出して、使徒とエヴァの戦闘を録画しようとし、危機的状況に陥る。

エヴァ初号機のエントリープラグに救出され、必死に戦うシンジを見て以降は、シンジと友人になる。

渚カヲル

渚カヲルのwikiプロフィール
  • 生年月日:2000年9月13日
  • 身長:162cm
  • 体重:47kg
  • 血液型:不明
  • 所属:NERV、ゼーレ

綾波レイと並んで、『エヴァンゲリオン』で最も謎めいた人物の一人。

生年月日以外は綾波レイと同様に、経歴が抹消されている。

生年月日は、セカンドインパクトの当日

アダムを復活させるアダム計画の一環として、人型の男性の肉体に、サルベージされたアダムの魂をいれた人間が渚カヲル。

※サルベージ=引き揚げるの意

エヴァンゲリオンのような攻撃力はもたないが、極めて強力なATフィールドを展開する。

また、空中を自由に浮遊し、魂の入っていないアダム系のエヴァに自在に搭乗できる。

庵野監督によれば、「不完全な自分(シンジ)」と「完璧な自分(カヲル)」というコンセプトの対照的なキャラクター。

新劇場版「序」の渚カヲル

劇中にはほとんど登場しない。

ラストシーンで、「また3番目とはね。変わらないな君は。会える時が楽しみだよ」と意味深な言葉をつぶやくのみにとどまっている。

新劇場版「破」の渚カヲル

覚醒した初号機がトリガーとなって、サードインパクトが起りかける。

渚カヲルは「今度こそ君だけは幸せにしてみせる」とつぶやいて、Mark.06で出撃。

カシウスの槍で、サードインパクトを阻止した。

新劇場版「Q」の渚カヲル

ようやく「Q」で本格的に搭乗。

シンジにピアノを教えたり、テープレコーダーを修理したりと優しく接し、シンジの信頼を得る。

サードインパクトで世界がどうなったかシンジに教え、シンジの希望はドグマにある対の槍だと説く。

シンジと13号機に乗ってドグマへ降りたが、リリスに刺さっていたのは予定していた対の槍ではなく、同じ2本の槍だった。

カヲルは槍を抜くのを止めるよう言うが、シンジは抜いてしまう。

とたんにリリスが膨張し破裂。

凍結していた6号機の中に潜んでいた第12の使徒が現れ、13号機を侵食してしまう。

自分が第13の使徒になってしまったカヲルは、ようやくゲンドウの計画だと思いいたる。

自分が使徒となり、トリガーになってしまったから、フォースインパクトによるガフの扉は閉じると語る。

「ごめん、これは君の望む幸せではなかった。そんな顔をしないで、また会えるよ、シンジ君」と言って、爆死したのだった。

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エヴァンゲリオン初号機

https://twitter.com/mgs3pwv124/status/1197425585003216897

EVA初号機のwikiプロフィール
  • 機体色:紫(新劇場版では紫と緑)
  • 眼:双眼
  • 特徴:額の一本角
  • リリスから造られた唯一のエヴァ
  • パイロット:碇シンジ
    (場合によって綾波レイ)
  • コア:碇ユイ

新劇場版「序」のエヴァ初号機

碇シンジが危機に陥ったときに、バッテリー切れにも関わらず暴走した。

エヴァンゲリオンについては、別の記事にくわしくまとめましたので、ご参照ください。

新劇場版「破」のエヴァ初号機

起動実験中に使徒に浸食された参号機を助けようとしたが、ゲンドウにダミーシステムに切り替えられてしまう。

アスカを助けられたなかったシンジは、パイロットを辞める。

しかし、第10の使徒が襲来し、零号機を捕食するのを見て、綾波レイを助けるために初号機に搭乗。

バッテリー切れになるもシンジの「綾波を助ける」という強い意志で、初号機が覚醒

使徒のコアから綾波レイを救出するが、サードインパクトのトリガーとなってしまう。

エヴァンゲリオン零号機

EVA零号機のwikiプロフィール
  • 機体色:山吹色
  • 眼:単眼
  • コア:不明
  • パイロット:綾波レイ

最初に製作された試作機

起動実験中に暴走し、登場していた綾波レイは重傷を負う。

劇場版「序」のエヴァ零号機

起動実験中の暴走後は一時凍結されていた。

ヤシマ作戦時に戦闘に参加し、大破する。

新劇場版「破」のエヴァ零号機

アスカを助けられずパイロットを辞めた碇シンジのために、第10の使徒を倒そうと出撃。

しかし使徒に捕食され、綾波レイはコアに取り込まれてしまう。

助けに来た碇シンジを「私はもういいの」と拒否したが、説得に応じてシンジの手を取る。

使徒(リリス含む)

使徒にはアダム系とリリス系の2種類がある。

リリス

リリスのwikiプロフィール
  • 第二使徒
  • アダムと並ぶ、地球生命の始祖のひとり
  • NERV本部地下に磔にされている
  • 使徒と融合すると、サードインパクトを引き起こす
  • 人類は、リリスの子ども(第18使徒)

アダム系使徒

エヴァンゲリオンが戦っているのは、アダム系使徒

第一使徒アダムと、その子供(第3~第17使徒)16体いる

アダム系使徒の目的は、地球を奪還すること。

そのため、サードインパクトを起こして人類を滅亡させようと、次々と新第三東京市の地下にいるリリスを狙う。

使徒については、別の記事にくわしくまとめましたので、ご参照ください。

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【エヴァンゲリオン】解説・考察記事の一覧

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【エヴァ・ネタバレ】登場人物一覧まとめ

この記事では、『エヴァンゲリオン』の新劇場版の登場人物10人とエヴァや使徒を、一覧で紹介しました。

「序」で中心となる人間関係は

  • 碇親子の確執
  • シンジとレイの仲間関係
  • シンジとミサトの上司・部下関係

です。

ユイやカヲルはほとんど登場しません。

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