『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では、後半で「ヤマト作戦」なるものが決行されます。
号令がかかると、エヴァっぽくてワクワクしますよね。
この記事では、
- ヤマト作戦の目的は?
- ヤマト作戦の流れは?
について、解説します。
アスカやシンジの使徒化については、別の記事にまとめましたので、ご参照ください。
【シンエヴァ解説】ヤマト作戦とは?
『シンエヴァ』では、アスカやシンジが第3村から帰還した後、ヤマト作戦が決行されます。
旧南極ネルフ本部にたどり着くまでに、ネルフに邪魔をされてヴィレは苦戦しましたね。
ヤマト作戦とは、どんな内容だったのか解説します。
【シンエヴァ】ヤマト作戦は第13号機の無力化が目的
ヤマト作戦の目的については、ミサトが号令をかけるときにクルーに説明していました。
「これより本艦はフォースインパクトの不可逆的な阻止のため、旧南極爆心地跡に在留中のネルフ本部を急襲。
儀式のトリガーとなるエヴァ第13号機の無力化を目的としたヤマト作戦を決行」
「不可逆的な阻止」というのは、要するに「後戻りできないようガッチリ阻止」ということ。
シンジがニアサードインパクトを起こした後、いったん止めたのに、ゲンドウが続きをやってサードインパクトが発生したから、わざわざ言ってるのです。
「第13号機の無力化」というのは、第13号機は非常に強いことを示しています。
新2号機と8号機が力を合わせても勝てないくらい、強いんですね。
せいぜい「無力化」するくらいしか、できないのです。
アスカが「破壊はできずとも動くことはなくなる」と言いっていたことからも分かります。
ヴィレの切り札は何かというと、強制信号停止プラグを第13号機のコアに打ち込むことでした。
ニアサードインパクトとサードインパクトの違いについては、別の記事にまとめましたので、ご参照ください。
【シンエヴァ】ヤマト作戦の流れは?
ヴンダーが、旧南極ネルフ本部に向かった場面辺りから、ストーリーの展開が速くなります。
初めて聞く用語も飛び交ったので、意味が分からなくなった人も多いでしょう。
第3村の穏やかな生活の後だったので、余計難解に感じましたよね。
ミサトがヤマト作戦の号令をかけた後のストーリー展開を、簡潔に見てみましょう。
ミサトがヤマト作戦の号令をかける
種の保管ユニットを、宇宙で射出
旧南極エリアへ進入
L結界鏡面を航行
ネルフのNHG戦艦と戦闘開始
エヴァインフィニティの大群現る
ヴンダー、ネルフの3番艦を盾にして航行続行
エヴァ7シリーズ登場
エヴァ2機出動
旧南極ネルフ本部へ到着
新2号機のATフィールドで、信号停止プラグ打ち込めず
ネルフ戦艦が戦線離脱
地獄の門が開いて、光の翼が現れる
ヴンダーが罠にはまって、ネルフ4番艦に両翼を大破される
アスカが裏コード999を発動し、自らの使徒も解放
第13号機が再起動して、新2号機が倒される
式波アスカが、オリジナルのアスカと遭遇
ヴンダーにMark.09が取りつき、浸食
甲板にゲンドウ現る
使徒化したアスカが贄にされる
という流れでした。
結論すると、ヤマト作戦は失敗に終わったのですね。
そしてフォースインパクトが起り、ゲンドウはマイナス宇宙へと飛び立ちます。
ヤマト作戦に関わる意味不明な用語などについては、別の記事にまとめましたので、ご参照ください。
【エヴァンゲリオン】解説・考察記事の一覧
『エヴァンゲリオン』関連記事は、全部で35記事あります。
『エヴァンゲリオン』カテゴリーからも、記事一覧を確認できます。
【序】
【破】
【Q】
【シンエヴァ解説】ヤマト作戦まとめ
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で決行されたヤマト作戦。
戦闘場面ではお約束の、ティンパニーの「ドンドンドンドン・ドンドン」というBGMがかかると、ワクワクしますね。
- ヤマト作戦とは、フォースインパクトのトリガーとなる第13号機を無力化するのが目的
- 新2号機のATフィールドで、信号停止プラグを第13号機に打ち込めず
- 使徒化したアスカを、逆にゲンドウに利用され、ヤマト作戦は失敗に終わった