朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の岡山編で、開店資金を持ち逃げした算太が、ひなた京都編で再登場します。
「モモケンの親友ってどういうこと?」
「算太、今まで何してたの?」
「算太は、なぜ振付師になったの?」
「ひなたと算太は、身内だと気づく日がくる?」
「算太は結婚したの?」
など、聞きたいことがいっぱいですよね。
この記事では、
- 算太がモモケンの親友とはどういうこと?
- 算太が振付師になった理由は?
- 算太は今までどこで何をしてたのか?結婚は?
- ひなたと算太は、お互いの素性に気づく?
- 算太の再登場は、安子再登場の伏線?
- 20週でも算太が再登場し、岡山へ里帰り!
について、考察をまとめました。
ネタバレも含みますので、ご注意ください。
【カムカムエヴリバディ】算太再登場!振付師になってモモケンの親友に?
振付師になった算太がモモケンのCMを担当
算太の再登場は、実はNHKの公式YouTubeチャンネルで予告されていました。
2月5日にアップされたひなた編のメイキング動画で、算太が再登場するのです。
画像だと、こんなシーンです。
- ひなたは、映画村の職員の制服を着ている
- 映画村のスタッフ休憩所に、算太とひなたがいる
- 算太は、チャップリンのようなしぐさをする
ひなたが映画村に就職するのは第17週。
第17週のあらすじをチェックしていたところ、
- 2月22日に、モモケンのCM話が持ち上がる
- 2月24日に、ひなたが振付師の算太と、モモケンの話をする
という内容でした。
モモケンと忍者たちが、映画村の道の真ん中で踊るメイキングシーンがあるんですよね。
なので、たぶん映画村のCMをつくるのではないかと思います。
ということで、
- 算太が2月22日に伏線的にチラッと登場するかも?
- 2月24日には、確実に算太が再登場
という感じではないでしょうか。
算太が、開店資金をもって行方知れずになったのは、1951(昭和26)年でした。
雪衣が早朝に、勇の部屋から出てくるのを見て、ショックを受けてしまったんですよね。
算太とひなたが初めて会うのは、1984(昭和59)年です。
算太は、33年ぶりの再登場。
偶然なのか、算太の名前にかけてるのか、33です。
お騒がせ算太の再登場に、SNSは大盛り上がりでしょうね。
算太がなぜ「だんごちゃん」ことモモケンと親友に?
・ダンゴちゃんの親友(ご本人公認)
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) February 21, 2022
・なんとなく懐かしい、そのしゃべり方
・斬新なダンスCMプロデュース
「なにもん? あのおっちゃん」
ひなたちゃん…あのね…あのおっちゃんは…あのおっちゃんは…!#濱田岳 #尾上菊之助 #朝ドラ #カムカムエヴリバディ #カムカム pic.twitter.com/MEnNW3MoNC
2月22日に追記です。
2月22日の放送で、モモケンが映画村のCMを撮影します。
しかし撮影を見ていた算太が「面白くない」といって、撮り直しになります。
そのシーンをセリフで振り返ってみましょう。
算太「いけんいけん、こげなもん いっこもおもろないがな。どこのでーつなら、このCM企画したの?」
榊原「私ですけど」
算太「お前か?兄ちゃん、こっちこい。あんた、何のためにこのCMを企画したんや?」
榊原「そら、より多くの人に来場してもらうために」
算太「そうじゃろう。それじゃったら、こげえなもんじゃったら、おえん」
「おえん」というのは、岡山弁で「ダメだ、いけない」という意味だそう。
また、「どこのでーつなら」というのは、おそらく「どこのどいつだ」という意味だと思います。
算太、昔よりも岡山訛りがきつくなってるような気がしますね。
そして何だか偉そうな感じでした。
「何や、その男は?」と後ろから言われると「何やとは何や、わしゃ団子ちゃんの親友じゃ」と怒鳴り返します。
「団子ちゃんって誰?」と誰もが思った瞬間、「すみません、私のことです」とモモケンが名乗り出ます。
そして算太が「団子ちゃん、ここはわしに任せとけ」と言い、CMが撮り直しに。
五十嵐文四郎が「斬新や」と驚いていましたね。
撮影が終わると、算太は「さすが、団子ちゃん」とモモケンの肩をたたいてねぎらってました。
モモケン「ありがとうございます。算太さん、このCM傑作な予感がしますよ」
算太「じゃろじゃろ、わしに任せてたら間違いないんじゃ」
モモケン「これは来年の映画の宣伝にも協力してもらわなければなりませんな」
そして、モモケンが黍之丞シリーズで最悪と言われた「妖術七変化 隠れ里の決闘」のリバイバルされるという話をしました。
なぜ算太がモモケンの親友になったのでしょう?
ヒントは「お団子」にありそうです。
2代目モモケンは、「桃山剣之介」を襲名する前は、「桃山団五郎」でした。
そのため、「だんごちゃん」と呼んでいるようです。
モモケンのセリフの感じから、ちょっと算太を持ち上げる感じがありました。
なので、2代目モモケンが若い頃に、仕事などで算太のお世話になったことがあるのかもしれませんね。
- 算太がつくったお団子を、モモケンが気に入った
- 黍之丞を黍団子と掛けて、算太流に親しみを込めて「だんごちゃん」と呼ぶ
などの可能性があるかもしれません。
算太は、2月24日にも登場します。
ひなたは「あの人誰?」と不思議がってたので「モモケンと算太の関係」を算太に質問してくれるかもしれませんね。
- 算太は、だいぶ態度が大きかった
- モモケンが、算太に頭を下げてた
- 撮り直したCMは、グッと良くなった
などから、算太は腕のいい振付師になったのかもしれません。
態度や振る舞いが、いわゆる「業界人」っぽかったですね。
【カムカムエヴリバディ考察】算太はなぜ振付師に?今まで何してた?
算太はなぜ振付師に?
算太は、なぜ振付師になったのでしょう?
この記事を書いている2/17時点で考察してみます。
おそらく、算太は「ダンサー兼振付師」なのではないでしょうか。
ダンサーで振付師もやってる人は多いですよね。
- パパイヤ鈴木さん
- マツケンサンバの真島茂樹さん
- 坂道グループの振付師・上野隆博さん
など、基本的に振付師はダンサーが多いです。
チャップリン好きの算太は戦前、大阪のダンスホールでダンサーをしていました。
ダンスが踊れることを活かして、振り付けの仕事もするようになったのではないかと思います。
算太は、戦前から時代劇が大好きでした。
その関係から、映画村とのつながりもできたのかもしれませんね。
算太は今までどこで何してた?結婚した?
算太が失踪したのは、1951(昭和26)年。
安子が26歳だったので、算太は28~29歳くらいだったのではないでしょうか。
あれから33年。
算太は60代前半でしょう。
この33年間、算太はどこで何をしていたのでしょう?
以下は、考察です。
- 算太は、大阪を中心とした関西にいた
- 算太は、ダンスで生計を立てていた
- 歳をとって踊るのが厳しくなると、振り付けの仕事もするようになった
という感じなのかな?と思いました。
算太が結婚したのかも気になりますよね。
2/17時点での予想では、
- 算太は弱い人なので、ずっと独りは無理
- 結婚した可能性が高いが、離婚している可能性もある
ような気がしました。
あの「だめんず」ぶりだと、奥さんに愛想つかされちゃってるかもしれないですね。
また、算太は安子がアメリカに渡ったことを知らないはずです。
そして、お金を持ち逃げしたので、その後は岡山にも帰れなかったと思います。
演出家が算太の過去をネタバレ(2/22追記)
2月22日追記です。
『カムカム』の演出家・安達もじりさんが、失踪後の算太の人生についてインタビューで以下のように語っています。
演出の安達もじりさんによると
「算太はこの30年、ダンサーなのか振付家なのかは定かではないですがダンスから離れることなくダンスホールで生きてきた設定にしています」とのこと。
「時代が変わるなかで苦労もあって時にはダンスホールの経営者側にまわったこともあったかもしれませんが、
再登場した時点では基本的には振り付けを仕事にしています。
すごく売れっ子ではないながら地道にやっています」
引用:2月22日Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimatafuyu/20220222-00283152
算太は、やはりダンスで生きていたんですね。
親の金太と大ゲンカして飛び出すくらい、ダンスが好きでしたもんね。
算太は、物事がうまくいかなくなると、投げ出してしまうようなところがあります。
けれど、ダンスはずっと続けていたと分かって、嬉しいですね。
ダンスが算太の人生を支えてくれたようです。
また、名前もドラマのクレジットでは「サンタ黒須」となっていました。
サンタ黒須は、もちろんサンタ・クロースにかけているのでしょう。
ダンサー名として名乗っているようです。
【カムカムエヴリバディ考察】ひなたと算太はお互いに気づく?安子再登場の伏線?
ひなたと算太はお互いが身内だと気づく?
2月24日の放送回には、映画村の休憩所で、ひなたと算太が話すシーンがあります。
前掲のメイキング動画の感じだと、ひなたと算太はお互いが身内だと、まだ気づかないようです。
算太失踪は、1951(昭和26)年なので、さすがにひなたは気づけないですよね。
るいは、ひなたに安子について、ほとんど何も教えていないはず。
なので、安子の旧姓が「橘」であることも、ひなたは知らないでしょう。
だから、「橘算太」と名乗られても、気づかないでしょう。
おそらく当時6歳だったるいも、60代の算太を見ても気づけないのではないでしょうか。
ひなたの苗字が「雉真」なら、算太が気づいたかもしれませんが、「大月」ですしね。
ちなみに、算太からみると、ひなたは姪の子供なので「姪孫(てっそん)」と呼びます。
ひなたから見ると、親の伯父なので「大伯父(おおおじ)」です。
視聴者からすると「いったい、お互いがいつ身内だと気づくの?気づいて!」という気持ちになりますね。
『カムカム』の公式ガイドブックPart2には、算太再登場については一切触れられていません。
しかし、ちょっと匂わせてる感じのところがあったのです。
ガイドブックによると、今後「あかにし」の清子とひなたが、算太の話をするシーンがあるようなのです。
岡山編で、算太が「あかにし」のラジオをかっぱらってきたことがありました。
清子は、「吉右衛門のラジオを盗まれたことがある」という昔話を、ひなたにする放送回があるのです。
しかし、「お店の名前も、あの子の名前も忘れてしもうたなあ」と思い出せないんですよね。
視聴者は、「お願い、思い出して~」と相当もやもやすることになりそう。
なので、「ひなたは、算太が大伯父だと気づきそうで、気づかない」ということになるのでしょう。
算太は、モモケンのCM振付師として再登場するので、その後もずっと出続けることは無いのでは。
数回くらいしか再登場しないでしょう。
もしかすると、最終回前にすべての伏線が回収されて、ギリギリ気づくということは、あるかもしれませんね。
18週でサンタとるいが対面?(2/25追記)
2月25日追記です。
『カムカム』の公式Twitterアカウントが、18週の次週予告動画をアップしました。
予告の最後のほうに、サンタが回転焼き大月に行くシーンがあります。
サンタが笑顔のるいを、じっとみつめています。
【#カムカム次週予告です】
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) February 24, 2022
第17週、ご覧いただきありがとうございました。来週のストーリーが気になるかたはこちらをどうぞ!
「見たくないよー!」というかたは、そっと通過してくださいね!
<出演>#川栄李奈 #本郷奏多 #松重豊 #次週予告 #朝ドラ #カムカムエヴリバディ pic.twitter.com/1Mo4AooLQd
サンタとるいが、お互いに気づくか気になりますね!
しかし、サンタとるいも33年ぶりですので、見た目がだいぶ変わってます。
ジョーが「るい」と呼ぶのを聞いて、何か気づくか気づかないか。
ただ、サンタはお金を持ち逃げしたという後ろ暗さがあるので、名乗り出るのも勇気がいりそうです。
また、18週のあらすじの流れからして、サンタとるいが対面した後、大きな進展はなさそうな気配です。
18週では、木曜日に一気に時代が8年下って、ひなたは27歳になります。
もし、サンタとの再会から安子への再会などへ大きく発展するなら、時代が変わるという展開はしない気がします。
やはり算太は逃げた(3/1追記)
3月1日追記です。
サンタ黒須は、2代目モモケンから、ひなたの家の回転焼きがおいしいと聞いて、店に行きます。
ジョーが「るい」と名前を呼ぶのを聞いて、サンタも「るい…」とつぶやきました。
ひなたが、るいにサンタを紹介しようとすると、すでにサンタは姿を消していましたね。
そして「それきりサンタは、ひなたの前に姿を現しませんでした」とナレーションが入ります。
どうやら、サンタはひなたの母親が、姪のるいだと気
ひなたを見て「妹を思い出す」とも言っていたので、サンタの中ですべてが繋がったのでしょう。
しかし、サンタは「たちばな」再建のお金を持ち逃げした過去があり、とても顔を合わせられないと思ったのではないでしょうか。
つらいこと、面倒なことからは逃げるという生き方を、算太は変えられなかったようです。
気持ちは理解できますが、ちょっと寂しいですね。
「それきり姿を現しませんでした」というナレーションから、今後サンタが登場することは、もう無さそうです。
算太再登場は安子再登場の伏線?
算太さんと安子ちゃん、岡山駅前のかわいい「きょうだい2ショット」です
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) November 21, 2021
なんだか、ミュージカルのワンシーンみたいですねっ#上白石萌音 #濱田岳 #朝ドラ #カムカムエヴリバディ #カムカム pic.twitter.com/2QEsAxQLdn
さて、算太が再登場したとなると、やはり「安子も再登場するのでは?」と期待が高まります。
算太の再登場が、安子再登場の匂わせになってるのかも?と思いました。
「算太が再登場するくらいだから、安子も再登場するよ」的な伏線かもしれません。
ただ、算太は安子の渡米を知らず、もちろん連絡もとっていないはず。
なので、算太がきっかけになって安子とるいが再会する展開はないでしょう。
- ひなたとるいが、算太が身内だと気づかずに終わる
- 安子がるいと再会せずに終わる
となると、視聴者としてもちょっとガッカリですよね。
個人的には、この感じだと最終回直前くらいに安子が再登場するのかな?と予想しています。
京都編は、ひなたがヒロインです。
ひなたが映画村で頑張っている最中に安子が登場すると、主役の座をうばってしまう感が否めません。
なので、4月初めの最終回直前くらいに、安子とるいが再会して和解し、大団円になるのかなあと予想しています。
20週で算太が再登場し、るいと岡山へ!(3/10追記)
3月10日追記です。
20週では、算太が再登場します。
- 算太が、るいに会いに来る
- 算太の病気が発覚
- 大月一家と算太が、岡山へ里帰りする
算太はもう73歳くらいですね。
るいとひなたは、算太が叔父・大叔父だと知って、ビックリ!
そして、るいの安子に対する誤解が解けていくようですよ。
最終回までには、るいも算太も安子と再会するのではないでしょうか。
最終回については、別の記事に詳しくまとめたので、ご参照ください。
【カムカムエヴリバディ】解説・考察記事の一覧
【雉真稔】
【錠一郎】
【算太】
【トミー】
【桃太郎】
【吉右衛門】
【勇・雪衣】
【映画村】
【城田優】
【きぬちゃん】
【その他】
【安子】
【雪衣】
【商店街】
【キャスト】
【カムカムエヴリバディ】見逃し配信をお得に観るには?
連続ドラマ小説『カムカムエヴリバディ』は、平日は毎日あるので見逃すと、あっという間に進んでしまいますよね。
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【カムカムエヴリバディ】算太再登場まとめ
- 2月24日の放送回で、振付師となった算太が再登場する
- 算太はモモケンを「団子ちゃん」と呼び、親友と言った
- ひなたと算太は、お互い身内だと気づかない
- 算太は失踪後、ダンスで生計を立て、年をとって踊るのが厳しくなり振り付けの仕事もしているのかも(推測)
- 算太は、結婚した可能性が高いが、離婚した可能性も高そう(推測)
- 算太の再登場は、安子再登場の伏線かもしれない